hcg-symposium2019

HCGシンポジウム2019


特別セッション

特別セッションI: 「障がいのあるお子さんの算数指導」

12月11日(水) 12:30~14:00 (B会場)

座長: 縄手雅彦(島根大)・橋本敦史(オムロンサイニックエックス)

 

算数が苦手なお子さんや,学習に困難があり算数で困っているお子さんのために,実際に生活していくための「お金と買い物」について,その分野で第一人者である「お金で学ぶさんすう®」理事長の住山志津枝氏をお呼びして講演していただく.講演では,電子レンジで簡単な料理を子どもに経験させる上で,食材の買い出し(お買い物)から計量や食材カットなどの作業を通して数量を意識することで算数概念を身に着ける取り組みを紹介していただく.

 

特別セッションII:「手話認識・翻訳の現状と今後」

 12月12日(木) 09:30~11:00 (B会場)

座長:堀内靖雄(千葉大)

 

音声言語間の自動翻訳はドメインを絞ることにより実用的な商用システムが販売される一方で、手話言語と音声言語間の自動翻訳はまだ緒についたばかりである。しかし、最近のAIによる機械翻訳技術、画像認識技術の発展は手話言語と音声言語間の変換の可能性を期待させる。本特別セッションでは、各機関が行っている手話翻訳・認識技術の報告を通して、現状把握をし、今後の課題などについて議論する。

 

特別セッション III:「デザイン思考で研究をメンタリングしてみる!」

12月12日(木) 12:30~14:00 (B会場)
座長:井原雅行(NTT)

 

技術提案の研究発表を数件ピックアップし、共感、問題定義、創造、試作、テストというデザイン思考の一連のステップから成るフレームワークを用いてメンタリングを行う。メンタリングにおける一連の分析の様子を聴衆と共有しながら、技術の洗練だけでなく、ユーザに届ける価値を具体化し、今後の研究のためのアクションプランをアウトプットすることを通じ、工学研究者がデザインの意識を高めることを狙う。