研究会/専門委員会

各研究会/専門委員会の概要紹介と、各研究会/専門委員会のホームページへのリンクです。


【研究専門委員会】

ヒューマンコミュニケーション基礎研究会 (HCS)

専門委員長 林 勇吾 立命館大学

人間のコミュニケーションの特性を理解し、それを支援するための通信技術にかかわる基礎的な研究を発表する場の提供を目的とした研究会です。より具体的には、従来の通信技術開発の視点だけからではなく、福祉を意識し、人間の感覚、知覚からはじまり、社会的コミュニケーションの研究を扱っている心理学や社会学、さらにはその他の分野を含めた学際的、総合的分野の研究発表、討論の場の提供を目指しております。

ヒューマン情報処理研究会 (HIP)

専門委員長 清河 幸子 東京大学

視覚,聴覚等の感覚情報処理,異種間各統合,顔認識,感性情報処理,眼球運動と知覚認知,ヒューマンインターフェース,VRシステム,人間情報システムなど人間の感覚情報処理に関わる基礎から応用までのテーマの研究成果の発表と討論を行います.心理学,理工学,生理学,医学など種々のバックグランドをもつ専門家の情報交換の場にもなってます.人間の情報処理機構の理解とその活用手法の発展を通して,情報通信技術の発展に寄与したいと考えています.

メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎研究会 (MVE)

専門委員長 新井田 統 KDDI総合研究所

電子情報通信学会 は、電子情報通信技術の専門分野を幅広くカバーする、我が国有数の規模を誇る学会です。 メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎研究会(MVE研究会)は、その中の ヒューマンコミュニケーショングループ に属する第1種の研究会として、メディアエクスペリエンス、バーチャル環境に関連する研究成果発表と、専門家による意見交換の場を提供しています。各分野でご活躍中の皆様の、本研究会への積極的なご参加と活発なご討論を期待します。

福祉情報工学研究会 (WIT)

専門委員長 塩野目 剛亮 帝京大学

当研究会は,高齢者や障害のある人たちの情報通信技術(ICT)に対するアクセシビリティ向上やICTを応用した福祉・リハビリ機器等の充実を目指して,それらの研究開発に携わる人たちの研究発表および人的交流のためのオープンな場の提供を主たる活動目的としています.そこでは,多くの学際分野(情報工学・福祉工学・認知科学・ヒューマンインタフェースなど)の研究開発者らが集い,障害当事者の人たちも情報保障やバリアフリーの環境のなかで積極的に参加しています.


【特別研究専門委員会】

情報の認知と行動研究会 (ICB)

専門委員長 柏岡 秀紀 NICT

情報の認知や意思決定といった認知科学の歴史は古いが、近年の脳機能および生体情報計測技術の進歩により、実験装置や環境による束縛を低減し、日常の環境により近い条件においての計測が可能になってきている。本委員会では、そのような最新の計測技術を利用し、情報の認知から行動に至る機構を脳科学に基づき科学的に解明することを目的とする。その上で、得られた成果を医療福祉領域に活用するのみにとどまらず、日常生活の中で提示される様々な情報から適切な行動をとるための仕組みを考察し、適切で効果的な情報提示のあり方、しくみを考える。

コミック工学研究会 (CC)

専門委員長 相澤 清晴 東京大学

コミックを工学的に利用するための研究は,画像処理,データベース,人工知 能,インタフェース,認知科学といった様々な領域にまたがる境界領域の研究 です.コミック工学研究会(CC)では,コミックを中心としたモダンカル チャーコンテンツを工学的に利用するための学術的知見の蓄積と,コンテンツ を介した異分野コミュニティ間の意見交流と連携を促進します.加えて,デー タやコーパスの共有,技術連携を通じたコミックコンテンツの新たな活用法の 確立に貢献することも目指します.

ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会 (VNV)

専門委員長 菊地 浩平 筑波技術大学

人間-コンピュータ間もしくは人間同士のコミュニケーションの円滑化技術の開発、およびコミュニケーション・モデルの構築を目指す学際的な研究会で、特に「コミュニケーションにおける言語情報と非言語情報の効果的な統合の解明」という問題意識の共有といった形での議論を進めています。


【第三種研究会専門委員会】

リアルタイムコミュニケーション言語研究会 (LARC)

専門委員長 酒向 慎司 名古屋工業大学

手話の言語的、また認識や生成などの工学的な側面から広く聴覚障碍者の支援の側面に加え、体性感覚系を使うマルチモーダルコミュニケーション的側面を研究対象とします。研究者相互の啓発と連携を目指し、新たなネットワークを構築しながら研究を推進する予定です。