平成29年度ヒューマンコミュニケーション賞

ヒューマンコミュニケーション賞(HC賞)は,ヒューマンコミュニケーションに関する優れた研究報告の発表者を表彰し,もってこの分野の発展に寄与することを目的としています.

 

今年度はHCGの第一種研究会に直接申し込まれた以下の7件の研究報告が選定されました.

 

【ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会】
●清水大地・岡田猛(東大)
「舞台表現における他者との相互作用のダイナミクス―コミュニケーションの隠れた次元としての距離による検討―」
(HCS2016–95)

●中根愛・片桐有理佳・小林哲生・井原雅行(NTT)
「乳幼児の保護者の『子どもに対する想い』―インタビューを基にした構成要素の抽出―」
(HCS2016–76)

 

【ヒューマン情報処理(HIP)研究会】
●佐々木恭志郎・山田祐樹(九大)
「クラウドソーシングによる知覚研究―コントラスト感度測定の場合」
(HIP2016–72)

●丸山弘明(東北大/サッポロホールディングス)・荒木茂樹(サッポロホールディングス)・坂井信之(東北大)
「レモン飲料の味知覚,嗜好性における,酸および糖の交互作用について」
(HIP2016–71)

 

【メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎(MVE)研究会】
●森本龍之助・田野俊一・橋山智訓(電通大)・岩田満(都立産技高専)
「TMR高精度磁気トラッキングによる広域空間における3次元位置の計測手法の提案と評価」
(MVE2016–76)

 

【福祉情報工学(WIT)研究会】
●田中宏季(奈良先端大)・根來秀樹(奈良教大)・岩坂英巳(ハートランドしぎさん)・中村哲(奈良先端大)
「自閉スペクトラム症による自動ソーシャルスキルトレーナの訓練効果」
(WIT2016–52)


●關達也(電通大)・森浩一(国立障害者リハビリテーションセンター)・横井浩史(電通大)
「ろうベースの盲ろう者の自立した情報獲得を目指した触指文字ロボットの開発」
(WIT2016–87)